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海洋葬(散骨)のご報告

2007年08月25日

平成19年8月24日(金)に東シナ海沖に、飼主様の代理として
散骨したことをご報告いたします。

飼主様には、散骨証明書とメモリアルレポートを後日お送りいたします。

<散骨レポート>
午前中突然の大雨で、とても心配でした。
晴れ男のはずなのに・・・って心の中でつぶやきながら、晴れる事を信じて車を走らせていました。
しかも、波浪注意報も出て、波も2mを超えて、海はしけるという予報でしたが、船長と相談し、これ以上、飼主様を待たすわけにはいかないと思い、船を出す決断をいたしました。
海洋葬(散骨)のご報告
マリーナに到着する頃に、青空が顔をだしてきたので、スタッフ一同ほっと一安心。

ゲートの前に着くと、飼主様がお花やお供えものを持って、大勢の方が見送りにきていました。

パウダーの入った袋をそれぞれ手にもち、声をかけたり、涙ぐむ人もいましたが、火葬した時の悲しい顔から笑顔になっている方もいたので、私は安心しました。

午後5時、青空が広がる中、宜野湾マリーナヨットハーバーを出港。
海洋葬(散骨)のご報告
隣の公園から見送る飼主様達に見送られ、東シナ海沖へと向かいました。

風がとても強いので波があると思っていましたが、不思議と波もなく、海は、とても穏やかでした。

午後5時30分、散骨地点に到着し、セレモニーを開始しました。
全員の名前を読み上げたあとに、一体ずつ、母なる海へ還していきました。
海洋葬(散骨)のご報告

散骨の瞬間です。

海の風と波の音しか聞こえない空間に、サラサラと風とともに海へ沈んでいきました。

海洋葬(散骨)のご報告

散骨地点です。この記録をもとに散骨証明書を作成します。

海洋葬(散骨)のご報告

海洋葬(散骨)のご報告

飼主様から頂いたお花を献花し、最期にフラワーシャワーで見送りいたしました。

海洋葬(散骨)のご報告

海洋葬(散骨)のご報告

海洋葬(散骨)のご報告

この仕事を通して、いつも感じることは、生きるものは、全て死ぬということです。

「死ぬことを考える」からこそ、「日々をどう生きるか」、を考えさせられます。

海洋葬(散骨)のご報告

新聞やテレビでは、実の親が子を殺したり、子が親を殺したりと、異常な事件が多く報道されています。

異常な事件がおきていることが、日常化しているのが、とても恐ろしいです。


また、サンゴの白化減少、死滅問題もとても深刻になっています。

自然環境をよくしていくのも、動物と共生していく社会にしていくのも、一人一人の小さな行動から生まれ

ていくものだと思います。

別れの悲しさを心のすみに押し込めるのではなく、新しい生命の誕生と、新しい人生のスタートにしていただくことを私は願います。

これからも、ペット達は、皆様のことを天国から見守ってくれると思います。

ペットセレモニースタッフ一同、ご冥福をお祈りいたします。

ペットセレモニーシステムエンジェル沖縄店 照屋寛樹

海洋葬(散骨)のご報告




Posted by 沖縄@Rocky at 17:34│Comments(0)
 
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