コトバの使い方って難しいですよね?
ちょっとしたことで、人を傷つけたり、信頼関係を壊してしまったりって・・・。
僕も、結構、コトバで人を傷つけてきました。
20代前半の時は、結構、生意気で(←今でも?)した。
高校生の時なんて、学校の授業もろくに聞かずに、
授業中にウォークマンを聞いているありさまでした。
そんな真面目に勉強もしないくせに、三者面談では、
「先生の授業誰も聞いていないし、面白くない。もっと改善したら?」
なんて、くそ生意気な事を親の前でも言っていました。
僕が卒業した後、その先生は学校を休みがちになっていたそうです。
大学の時は、講師が友達を侮辱したので、
それが相当許せなかったので、侮辱しかえしました。
クラス全員に、「今の先生の発言に対して、おかしいと思う人は、拍手をして」と
賛同をもらい、全員で拍手で先生を非難しました。
その先生にとっては、相当屈辱だったと思います。
今思えば、なんてひどい事をしたんだと、つくづく思います。
20代前半、NPOにいたときなんかは、もっとひどかった。
何度も、女の子や年上の部下を泣かしました。
そんななか、大親友から、コトバの使い方を学びました。
「ひろきぃ、相手にごめんねって謝るときでも、最後は必ず、ありがとうって言ったほうがいいよ」
って。
たとえば、塾で親が子供を車でまっているとき
「遅くなってごめん」
言うと、親は「だからよ!早くしてよ!って怒ります」
でも、親が何か言うまえに。
「こんなに長い間待ってくれて、ありがとう」
って言うと、親は少しは気持ちが収まります。
「ごめんね」「すみません」とか
謝ると、聞いた人も、言った人もマイナスの気持ちになります。
でも、「ありがとう」とか「感謝します」って
言うと、言った本人も、聞いた本人も、
なんだか、気持ちがプラスになります。
コトバの使い方ひとつで、プラスな気分になれるなら、
とってもお得だと思いません?
それから、僕はその親友から教わった「ありがとう」の法則を
できるだけ実践するようにしました。
どんなに、怒られても、失敗しても、最後にはありがとうって言えば、
お互いハッピー!
長くなりましたが、
昨日、沖縄大学近くのローソンで、素敵なコトバを見つけました。
「お客様へ、いつも当店をご利用頂きありがとうございます。」
「トイレをご利用の際、便器を汚されても、どうぞ気になさらずに!」
「キレイにするのが私どもの務めです。」
これは、トイレの便器の目の前に張られていた張り紙です。
こういう、文章を見た瞬間、とても感動しました。
普通なら、「みんなが使うトイレです、キレイに使いましょう!」とか、
「汚さないで下さい。」とか、書きますよね。
この紙一枚から、店長の心の寛大さ、
お客様に対する配慮の仕方が伝わります。
僕も、見習わなくては・・・。
皆さんも、上司に叱られたら、笑顔でありがとう!って言いましょう。(笑)