コトバの使い方

沖縄@Rocky

2007年05月28日 18:16

コトバの使い方って難しいですよね?

ちょっとしたことで、人を傷つけたり、信頼関係を壊してしまったりって・・・。

僕も、結構、コトバで人を傷つけてきました。


20代前半の時は、結構、生意気で(←今でも?)した。

高校生の時なんて、学校の授業もろくに聞かずに、

授業中にウォークマンを聞いているありさまでした。


そんな真面目に勉強もしないくせに、三者面談では、


「先生の授業誰も聞いていないし、面白くない。もっと改善したら?」


なんて、くそ生意気な事を親の前でも言っていました。

僕が卒業した後、その先生は学校を休みがちになっていたそうです。

大学の時は、講師が友達を侮辱したので、

それが相当許せなかったので、侮辱しかえしました。

クラス全員に、「今の先生の発言に対して、おかしいと思う人は、拍手をして」と

賛同をもらい、全員で拍手で先生を非難しました。


その先生にとっては、相当屈辱だったと思います。


今思えば、なんてひどい事をしたんだと、つくづく思います。


20代前半、NPOにいたときなんかは、もっとひどかった。

何度も、女の子や年上の部下を泣かしました。


そんななか、大親友から、コトバの使い方を学びました。


「ひろきぃ、相手にごめんねって謝るときでも、最後は必ず、ありがとうって言ったほうがいいよ」

って。


たとえば、塾で親が子供を車でまっているとき


「遅くなってごめん」

言うと、親は「だからよ!早くしてよ!って怒ります」


でも、親が何か言うまえに。


「こんなに長い間待ってくれて、ありがとう」

って言うと、親は少しは気持ちが収まります。


「ごめんね」「すみません」とか

謝ると、聞いた人も、言った人もマイナスの気持ちになります。


でも、「ありがとう」とか「感謝します」って

言うと、言った本人も、聞いた本人も、

なんだか、気持ちがプラスになります。


コトバの使い方ひとつで、プラスな気分になれるなら、

とってもお得だと思いません?


それから、僕はその親友から教わった「ありがとう」の法則を

できるだけ実践するようにしました。


どんなに、怒られても、失敗しても、最後にはありがとうって言えば、

お互いハッピー!


長くなりましたが、

昨日、沖縄大学近くのローソンで、素敵なコトバを見つけました。


「お客様へ、いつも当店をご利用頂きありがとうございます。」
「トイレをご利用の際、便器を汚されても、どうぞ気になさらずに!」
「キレイにするのが私どもの務めです。」

これは、トイレの便器の目の前に張られていた張り紙です。


こういう、文章を見た瞬間、とても感動しました。

普通なら、「みんなが使うトイレです、キレイに使いましょう!」とか、

「汚さないで下さい。」とか、書きますよね。


この紙一枚から、店長の心の寛大さ、

お客様に対する配慮の仕方が伝わります。

僕も、見習わなくては・・・。


皆さんも、上司に叱られたら、笑顔でありがとう!って言いましょう。(笑)


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